原価・需給・設計・工場を、
データでつなぎ、
一つの経営システムへ。
部分最適のDXを終わらせる。標準原価差異、S&OP/IBP、E-BOM・M-BOM、PLM、MES/MOM、ERP・SAP、BI・DWHまで。EAとDMBOKを軸に、経営課題から実装・定着までを一貫して設計します。
- 01採算・在庫・納期から設計
- 02EAで全体構造を設計し、ISA-95を参照して責任境界を整理
- 03DAMA-DMBOKを参照してデータ責任・品質を設計
TRANSFORMATION MAPOUTCOME経営成果
生産形態の違いを無視して、全社標準はつくれない。
以下は受注戦略、工程形態、資産特性をまたぐ代表的な運営特性です。実際には複数の特性が同一企業・工場内で併存します。
案件原価、設計変更、長納期部材、個別BOM、案件別進捗・収益認識を接続。
需要予測、MPS、MRP、能力計画、安全在庫、OEEを連動。
レシピ、ロット、歩留まり、品質、系譜、LIMSとの整合を確保。
保全、設備台帳、停止損失、予備品、EAM/CMMSを経営管理へ。
現場の個別課題を、
経営層が判断できる変革テーマへ。
製造業のDXは、一つの部門やシステムだけでは完結しません。経営管理、販売、生産、調達、在庫、会計、人材、データがつながるため、目の前の課題から全体の構造を捉える必要があります。
事業・製品・工場別の採算が見えない
標準原価と実際原価、限界利益、操業度差異、在庫評価が別々に管理され、月次確定後でなければ打ち手を判断できない。
論点:FP&A/原価差異/ROIC/KPIツリー基幹システム刷新の目的が定まらない
老朽化対応、業務標準化、経営管理高度化が混在し、SAP S/4HANAや次期ERPで何をFit-to-Standardとし、何を差別化領域として残すか判断できない。
論点:Clean Core/RFP/移行/カットオーバー同じ指標でも部門ごとに定義が違う
品目、BOM、得意先、仕入先、設備、拠点、原価センタのコードと粒度が揃わず、DWHやBIを導入しても数字の系譜を説明できない。
論点:マスタ/データ品質/リネージュ/オーナーシップ工場の実績がERPへつながらない
MES/MOM、SCADA、設備、紙帳票が分断し、OEE、停止理由、良品率、スクラップ、ロットトレースを同じ定義で比較できない。
論点:ISA-95/実績収集/トレーサビリティ営業情報が需要・生産判断につながらない
SFA・CRMへの入力が報告作業となり、案件確度、CPQ、受注残、需要予測がS&OP、供給能力、在庫の判断へ連動していない。
論点:商談・見積/フォーキャスト/S&OP経営・事業・ITの意思決定が分断されている
構想はあるものの、経営・事業・工場・IT間で、投資、業務標準、データ、IT/OT境界、アーキテクチャの決定権が曖昧になる。
論点:EA/PMO/RACI/ISA/IEC 62443戦略から実装まで、判断のつながりを切らさない。
上位の経営目的から、組織・業務、データ、アプリケーション、テクノロジーまでを追跡可能にします。さらに、責任、会議体、効果測定をすべての層で明確にし、構想を実行できる仕組みに変えます。
中期経営計画/ROIC/事業ポートフォリオ/投資判断/KGI
受注/設計/計画/調達/生産/物流/保守/役割・権限/KPI
品目・BOM・設備マスタ/データ品質/リネージュ/セマンティック層/BI
PLM・APS・MES・QMS・EAM/ERP・SAP/SFA・CRM/DWH
クラウド/Edge/Historian/ネットワーク/Zone & Conduit/ライフサイクル
年次の経営判断から、
秒単位の現場制御まで。
製造業DXで重要なのは、すべてを一つのシステムへ集約することではありません。時間軸と責任が異なる意思決定を定義し、必要な粒度とタイミングで情報を受け渡すことです。
ROIC、需要・供給・在庫・財務を経営の一つの計画へ。
基準生産計画、資材所要量、有限能力、納期回答を整合。
生産、品質、保全、在庫の実行と実績・系譜を管理。
設備・工程を監視制御し、OTデータを安全に接続。
ERPと製造オペレーションの活動・情報交換・責任境界にはISA-95/IEC 62264、OTセキュリティにはISA/IEC 62443の考え方を必要に応じて参照します。製品名を一律にレベルへ固定せず、企業固有の活動と責任で整理します。
9つの専門領域から、
自社の変革テーマを深掘りする。
単独テーマの支援にも、領域横断の変革プログラムにも対応します。検討の入口にかかわらず、経営成果との接続と他領域への影響を確認し、必要な範囲を設計します。
経営管理・FP&A・原価管理
中期経営計画を、ROIC、価値ドライバー、事業・製品・工場別採算、標準原価差異、会議体へ展開します。
- 管理会計/予実・見込管理
- 在庫・原価・設備投資KPI
ERP・SAP/基幹システム刷新
Fit-to-Standard、Clean Core、業務標準、品目・BOMマスタ、データ移行、カットオーバーを設計します。
- S/4HANA構想/RFP/要件
- 移行リハーサル/PMO
データマネジメント/BI・DWH
品目・顧客・設備マスタ、データ品質、リネージュ、DWH、セマンティック層、経営BIを一体化します。
- DMBOK/データガバナンス
- 原価・在庫・OEEダッシュボード
SCM・S&OP・在庫最適化
需要計画、供給計画、S&OP/IBP、MPS・MRP・APS、ATP/CTP、在庫方針を財務と接続します。
- 需給・能力・在庫シナリオ
- 計画粒度/会議体/例外管理
MES・MOM/スマートファクトリー
ISA-95を参照し、MES、設備、QMS、EAM、WMS、ERPの責任境界と実績連携を定義します。
- OEE/良品率/停止・段取り
- ロット系譜/電子作業指示
PLM・PDM/設計開発DX
CAD・PDM、E-BOM、M-BOM、BOP、ECR/ECO/ECNをつなぎ、設計から生産・品質までデジタルスレッド化します。
- 設計変更/構成・版数管理
- 原価企画/生産準備連携
製造業営業改革/SFA・CRM
アカウント、引合、見積、CPQ、商談、受注残、需要予測、アフターサービスを同じ顧客軸へ統合します。
- 案件確度/フォーキャスト
- S&OP連携/活用定着
全社DX・EA・変革PMO
ケイパビリティ、EA、IT/OT、データ、投資ポートフォリオを将来像と移行ロードマップへ統合します。
- ISA-95/アプリ配置・依存関係
- 意思決定ゲート/効果実現
工場OTセキュリティ・復旧力
資産、接続、Zone & Conduit、リモート保守、検知・隔離、代替操業、バックアップ・復旧を経営リスクとして設計します。
- ISA/IEC 62443/資産台帳
- IDMZ/RTO・RPO/演習
生産方式ごとに、
変革のつながりを具体化する。
実在企業の支援実績ではなく、売上300億円前後の製造業で起こりやすい課題を、経営判断、業務、データ、システム、KPI、成果物へ展開したモデルケースです。
個別受注型:設計・原価・納期
引合・見積、E-BOM/M-BOM、ECR/ECO/ECN、長納期部材、案件原価、CTPを一つの判断へ。
- 産業機械・設備・装置
- PLM・ERP・MES連携
繰り返し生産型:需給・工場・原価
S&OP/IBP、MPS・MRP・APS、在庫、MES、OEE、品質、標準原価差異を同じ時間軸へ。
- 部品・ユニット・組立品
- SCM・工場・FP&A連携
プロセス型:品質・系譜・収益
レシピ、バッチ、歩留まり、LIMS/QMS、Genealogy、設備条件、エネルギー、原価を追跡できる状態にします。
- 食品・化学・素材
- MES・DCS・LIMS連携
企業全体、データ、工場を、
同じ変革構造でつなぐ。
フレームワークを形式的に適用することが目的ではありません。関係者が同じ構造で議論し、優先順位と責任を決めるための共通言語として、必要な要素を選んで用います。
企業全体の整合性を確保する
ビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジーの現状と将来像、移行の道筋を接続します。
- 企業能力と業務の構造
- システム配置と依存関係
- 移行原則とロードマップ
データを継続して管理する
データの定義、責任、品質、マスタ、メタデータ、統合、活用を運営可能な仕組みにします。
- データオーナーと意思決定
- 品質・定義・メタデータ
- マスタとデータライフサイクル
ERPと製造実行の境界を整える
事業計画・物流と製造オペレーションの活動、情報、責任境界を共通モデルで整理します。
- Level 4とLevel 3の責任
- 生産能力・計画・実績の交換
- MES/MOMとERPの配置
経営目的 → 業務能力 → 製造オペレーション → データ → システム → 実行計画を追跡でき、変更時にも判断の根拠を保てる変革設計。
資料を作るのではなく、
意思決定できる道具を残す。
成果物はプロジェクトの目的とフェーズに応じて設計します。経営、事業、業務、ITが同じ前提で判断し、プロジェクト後も更新し続けられる具体性を重視します。
KGI・KPIツリー
経営目標と事業・工場・部門の指標を因果で接続し、レビュー頻度と責任者まで定義します。
ケイパビリティマップ
競争力に必要な企業能力を可視化し、強化対象、業務変更、投資テーマの優先順位を整理します。
データドメイン・責任マップ
重要データの範囲、オーナー、スチュワード、品質ルール、変更・承認プロセスを定めます。
変革ロードマップ
施策の価値、依存関係、移行負荷、意思決定ゲートを踏まえ、実行可能な単位と順序に整理します。
大規模計画を先に固定せず、
意思決定を積み重ねて前へ進む。
各フェーズで、検討する論点、作成する成果物、決める事項を明確にします。テーマが絞れていない場合は、診断・論点設定のみから開始できます。
-
01
DIAGNOSE
診断・論点設定
経営課題、現状業務、データ、システム、体制を俯瞰し、優先課題と制約を特定します。
判断:何を変えるべきか -
02
DESIGN
構想・将来像設計
目標能力、業務、データ、アーキテクチャ、KPI、実行ロードマップを一体で描きます。
判断:どの状態を目指すか -
03
DELIVER
実行・導入推進
要件と優先順位を具体化し、業務とITを横断する課題・品質・移行・変更管理を進めます。
判断:何をどの順序で実装するか -
04
EMBED
定着・自走化
会議体、運用ルール、教育、KPIレビューを整え、改善を継続できる状態へ移行します。
判断:どう成果を維持するか
よくあるご質問
Q01まだ検討テーマが整理できていません。相談できますか。
はい。ERP刷新、データ活用、経営管理などの個別テーマに決める前の段階から、経営課題と現状を伺い、検討すべき論点と優先順位を整理します。
Q02システム製品や導入ベンダーが決まっていても相談できますか。
ご相談いただけます。既存の選定条件を前提に、経営目的、業務変更、データ、周辺システム、移行、推進体制との整合を確認し、必要な支援範囲を定めます。
Q03一つの工場や一つのテーマだけでも依頼できますか。
可能です。対象範囲を限定する場合も、全社標準や将来アーキテクチャとの関係を確認し、後続展開を妨げない設計と意思決定事項を整理します。
Q04MES・PLM・IoTなど、製造現場固有のテーマにも対応しますか。
経営・業務・データ・全体アーキテクチャとの接続、構想、要件、推進設計を中心に対象範囲を検討します。製品固有または制御領域の専門実装が必要な場合は、実装事業者との役割分担を明確にします。
Q05初回相談では何を準備すればよいですか。
詳細な資料は必須ではありません。検討の背景、困っていること、対象部門、想定時期、既に決まっている条件が分かる範囲であれば、そこから論点を整理できます。
まず、製造業DXの論点を
一枚に整理するところから。
構想前、RFP前、複数部門の合意形成に悩んでいる段階でも構いません。現在地と目指す姿を伺い、次に決めるべきことを一緒に整理します。