MODEL 02 / MTS・REPETITIVE / 売上300億円前後

在庫を抱えても欠品が続く状態から、需給・工場・原価を一体で管理する計画へ。

自動車部品、精密部品、電機・電子部品など、需要変動、多品種、段取り、複数工場が収益を左右する企業を想定しています。S&OP/IBP、需要計画、MPS・MRP・APS、製造実行、品質、原価差異を、同じ品目・拠点・時間粒度で接続します。

EXECUTIVE SIGNALS

システム課題の前に、
経営判断のつながりが切れている箇所が見えてきます。

個々の問題をツールの不足だけで捉えると、導入後も例外とExcelが残ります。どの判断に、どの情報と責任が欠けているかを起点に変革範囲を定めます。

01

在庫と欠品が同時に増える

安全在庫、ロット、LT、MOQ、能力制約が更新されず、売れない品目と足りない品目が併存する。

02

需要予測が現場で上書きされる

統計予測、営業情報、受注残、顧客内示の使い分けと予測責任が曖昧で、Forecast Biasを管理できない。

03

月次S&OPが報告会になる

需要・供給・在庫・財務のシナリオと意思決定事項が揃わず、問題の共有で会議が終わる。

04

計画と製造実績が分断されている

MPS・MRP・APSの計画に対し、MESの着手、出来高、停止、スクラップ、仕掛がタイムリーに戻らない。

05

工場KPIを比較できない

OEE、良品率、段取り、停止理由の定義と収集範囲が工場ごとに違い、横展開の優先順位を決められない。

06

原価差異が改善へつながらない

価格差、使用量差、歩留まり差、作業時間差、操業度差に分解できず、責任点と打ち手が曖昧になる。

DECISION THREAD

部門をまたぐ判断を、
一つの流れとして設計する。

データを集約するだけでなく、前工程の判断が次工程の前提になり、実績から得た知見を上流工程へ反映する循環をつくります。

01需要を捉える

受注残/内示/予測/販促

02経営で選ぶ

S&OP/IBP/財務シナリオ

03実行可能にする

MPS/MRP/APS/ATP

04工場で実行する

MES/段取り/OEE/WIP

05品質を保証する

QMS/SPC/不適合/系譜

06利益へ戻す

原価差異/在庫/FP&A

TRACEABILITY経営課題 → 意思決定 → 業務 → データ → システム → 効果指標を追跡可能に。
TRANSFORMATION WORKSTREAMS

制度・業務・データ・
システムを同時に変える。

一つの大規模案件として固定せず、相互依存を保ちながら、価値と準備度の高い領域から段階的に実装します。

01

S&OP/IBP運営

需要、供給、在庫、財務を統合し、例外、シナリオ、決裁事項、会議カレンダーを定義します。

02

計画パラメータ管理

LT、ロット、MOQ、安全在庫、歩留まり、能力、カレンダーのオーナーと更新トリガーを定義します。

03

工場実行・可視化

MES/MOM、QMS、WMS、設備データから、計画遵守、停止、良品、仕掛、滞留を一つの現場管理へ。

04

原価差異・利益管理

標準と実際の差を価格、数量、歩留まり、時間、操業度へ分け、事業・工場レビューへ接続します。

05

品目・拠点データ

品目、BOM、ルーティング、作業区、設備、原価センタを共通定義し、DWH・BIの正本を明確化します。

VALUE-LED ROADMAP

最初の約4か月で、投資判断に必要な具体性を確保します。

期間は想定例です。現状資料の整備度、対象拠点、製品数、関係部門、既存プロジェクトとの依存関係で調整します。

  1. 01 / DIAGNOSE0〜4週

    品目×拠点でサービス、在庫、能力、計画遵守、原価差異の構造を可視化。

  2. 02 / DESIGN5〜10週

    S&OP、計画粒度、例外、パラメータ、KPI、システム責任を設計。

  3. 03 / PILOT11〜18週

    代表品目群・工場で需要から実績までを検証し、再現可能な実行手順にまとめます。

  4. 04 / SCALE19週〜

    品目群・工場単位で展開し、効果レビューとパラメータ改善を月次運営へ。

VALUE MEASUREMENT

成果を断定せず、
測る指標と責任を先に決める。

初期診断でベースライン、目標、測定方法、データソース、オーナー、レビュー頻度を合意します。下表は代表的な定義対象です。

KPI候補定義対象主な責任
Forecast Bias需要予測の恒常的な過大・過小傾向営業/需給
OTIF・Fill Rate納期通りかつ要求数量を充足した比率SCM
在庫回転日数原材料・仕掛・製品別の在庫日数SCM/財務
計画遵守率計画した順序・数量・時刻で実行した比率生産
OEE構成要素時間稼働率・性能稼働率・良品率工場
原価差異価格・使用量・歩留・時間・操業度の差異工場/FP&A
TANGIBLE OUTPUTS

議論で終わらず、次の意思決定に使える成果物へ。

01S&OP/IBP意思決定カレンダー

責任者、更新条件、使用する会議体まで定義します。

02需要・供給・在庫シナリオモデル

責任者、更新条件、使用する会議体まで定義します。

03計画パラメータ台帳・責任表

責任者、更新条件、使用する会議体まで定義します。

04ERP・APS・MES責任境界

責任者、更新条件、使用する会議体まで定義します。

05工場KPI定義・データモデル

責任者、更新条件、使用する会議体まで定義します。

06横展開プレイブック・効果トラッカー

責任者、更新条件、使用する会議体まで定義します。

RELATED EXPERTISE

関連する専門領域

START WITH THE DECISION

自社の場合、どこから設計すべきか。

完成したRFPは不要です。対象事業・工場、現在起きていること、既存プロジェクト、経営が判断したいことを伺い、最初に整理すべき論点を明確にします。

モデルケースをもとに相談する
TOP