EVIDENCE POLICY / MODEL CASES

語れることと、
まだ語れないことを、
明確に分ける。

コンサルティング案件には高い守秘性があります。一方で、検討企業が支援の具体像を判断するには、課題の捉え方、成果物、進め方、責任範囲を確認できる情報が必要です。VERSIONは、事実確認と公開許可を得た案件情報だけを「実績・事例」として扱い、それ以外は「モデルケース」「想定例」「成果物サンプル」と明示します。

VERIFIED FACTSPERMISSIONCLEAR LABELSNO IMPLIED RESULTS
FACT
VERIFIED CASE事実確認・公開可否を確認
MODEL
MODEL CASE典型論点を構造化した想定例
SAMPLE
DELIVERABLE公開説明用に新規作成
OUR DISCLOSURE PRINCIPLE

信頼を、確認できない数字で補わない。

案件情報を公開できないことと、支援内容を曖昧にすることは同じではありません。公開可能な事実、方法・成果物のサンプル、典型論点を分けて、検討に必要な透明性を確保します。

01 / VERIFY

事実を確認する

顧客、範囲、期間、成果、役割、数値の根拠を一次情報で確認できる場合に限り事例候補とします。

02 / PERMIT

公開可否を確認する

契約、守秘義務、顧客承認、個人・機密情報を確認し、公開範囲と表現を合意します。

03 / LABEL

表示区分を明示する

実績、匿名事例、モデルケース、成果物サンプルを混同せず、ページ冒頭と対象箇所で区分します。

04 / QUALIFY

条件と限界を書く

数値を掲載する場合は、定義、期間、対象、基準、外部要因を説明し、将来の効果を保証しません。

EVIDENCE LEVELS

同じ「ケース」でも、
根拠レベルを分けて表示する。

現在このページに掲載しているのはLevel 3のモデルケースです。Level 1・2に該当する公開可能な実績があることを示すものではありません。

LEVEL 1 / VERIFIED

公開事例

顧客または案件主体、VERSIONの役割、対象範囲、期間、成果・数値の根拠、公開許可を確認した情報。確認できた範囲だけを記載します。

LEVEL 2 / VERIFIED ANONYMOUS

確認済み匿名事例

事実確認と公開許可はあるが、顧客名等を非公開とする情報。匿名性から特定できない粒度へ調整し、VERSIONの役割を明記します。

LEVEL 3 / MODEL

モデルケース・想定例

特定案件を示さず、業界・規模・変革テーマで起こり得る典型論点を構造化した説明。実績や成果として扱いません。

表示区分ごとの必須表示。実績があるかのような誤解を招かない表現を優先します。
区分必ず確認・表示すること表示してはいけないことこのサイトでの扱い
公開事例公開許可、顧客・案件、役割、範囲、期間、数値定義、条件。未確認のロゴ、過大な役割、因果が確認できない成果。確認完了後にのみ公開。
確認済み匿名事例事実確認、匿名化範囲、役割、対象、成果根拠、公開許可。推測可能な情報、顧客全体の成果と誤認させる表現。条件を満たす場合に区分を明示。
モデルケースモデル・想定例であること、前提、適用限界、実績ではないこと。実施済みを示す時制、改善実績、顧客を連想させる固有情報。本ページの3ケースが該当。
成果物サンプル公開用サンプル、実在納品物ではないこと、想定項目、利用目的。顧客成果物の無断転用、実施済み評価、未確認数値。配下3ページで公開。
PUBLICATION CONTROL

事例公開を、
営業表現ではなく証拠管理として扱う。

公開後も、表現の前提が変わった場合や許諾範囲に変更があった場合に見直せるよう、情報源と判断を管理します。

01 / SOURCE一次情報と根拠

契約・プロジェクト記録・承認済み資料・計測定義など、記載の根拠を確認。

02 / ROLEVERSIONの役割と範囲

構想、設計、PMO、導入、定着など、実際に担った範囲と他者の役割を区別。

03 / METRIC数値の定義と因果

対象、期間、基準、算式、外部要因、計測限界を確認し、因果を過大に表現しない。

04 / PERMISSION公開・匿名化の許可

顧客名、属性、コメント、ロゴ、人物、機密、個人情報の公開範囲を確認。

05 / REVIEW表現・期限・更新

公開前レビュー、公開日、見直し条件、訂正・非公開手順、責任者を記録。

MODEL CASE STRUCTURE

モデルケースでは、
課題・成果物・進め方を具体化する。

成果数値の代わりに、どの情報を集め、どの構造で論点を整理し、何を判断し、どの成果物を残すかを示します。

01 / PROFILE

想定プロファイル

業種、複雑性、事業・拠点、既存システム、変革段階など、論点が成立する前提を明示。

02 / SIGNALS

典型課題

表面化している課題を、経営影響、意思決定、業務、データ、システム、組織の分断箇所へ分解。

03 / OUTPUTS

代表成果物

会議資料名だけでなく、利用者、判断、内容、責任者、更新条件まで説明。

04 / PATH

進め方

診断、設計、意思決定、実装、定着の順序と、各段階で決めることを明示。

MODEL CASES / NOT CLIENT RESULTS

典型的な相談テーマを、
3つの想定例で構造化する。

以下は実在案件、匿名事例、VERSIONの支援実績ではありません。具体的な企業・成果・期間を示さず、相談時に確認すべき論点を説明するモデルケースです。

MODEL CASE 01 / MANUFACTURING / NOT A CLIENT CASE

複数拠点の製造業で、ERP刷新と経営・現場データを同時に再設計する想定例

TYPICAL ISSUES / 典型課題

拠点ごとに品目・BOM・工程・原価・在庫・設備データの定義が異なり、ERP更改、MES連携、DWH構築が別々に進む。標準化の判断権と移行責任が曖昧。

DELIVERABLES / 成果物例

  • 価値ドライバー・企業能力マップ
  • 業務標準/例外原則
  • 重点データ・責任者・品質ルール
  • アプリ配置・連携・移行単位
  • Decision Log・統合ロードマップ

APPROACH / 進め方例

経営課題と代表製品・拠点における意思決定の流れを確認し、Fit-to-Standardの境界、データ責任、周辺システムの依存関係を整理します。移行・定着条件を段階判断へ変換する。

MODEL CASE 02 / TRADING & WHOLESALE / NOT A CLIENT CASE

商社・卸売業で、粗利・在庫・顧客接点を一つの意思決定へつなぐ想定例

TYPICAL ISSUES / 典型課題

売上は把握できても、価格、リベート、物流費、在庫、与信を含む取引採算が遅れて判明。SFA、受発注、WMS、ERP、BIで取引先・商品・契約の粒度が違う。

DELIVERABLES / 成果物例

  • 取引採算・運転資本KPIツリー
  • O2C/P2P意思決定マップ
  • 商品・取引先・契約データモデル
  • SFA/ERP/WMS/DWH配置図
  • 優先ユースケース・効果仮説

APPROACH / 進め方例

代表的な取引・例外を追跡し、誰がどの時点で何を判断するかを定義。指標・データ・業務ルールを揃え、優先ユースケースのプロトタイプとロードマップを設計する。

MODEL CASE 03 / GROUP MANAGEMENT & DATA / NOT A CLIENT CASE

複数事業を持つ企業で、中期計画・KPI・BI/DWHを一体化する想定例

TYPICAL ISSUES / 典型課題

中期計画、年度予算、営業見通し、事業KPIが別々に管理され、同じ指標でも算式・粒度・更新時点が異なる。BIは報告画面にとどまり、会議の判断と行動につながらない。

DELIVERABLES / 成果物例

  • 価値ドライバー・KPI体系
  • Decision Use Case・会議設計
  • 指標辞書・Semantic Model
  • DWH/Data Mart構想
  • データ品質・運営モデル

APPROACH / 進め方例

経営・事業会議の問いとアクションを起点に、指標とデータの正本を定義。代表的な意思決定をプロトタイプで検証し、基盤整備と会議・行動の定着を段階化する。

モデルケースの限界:同じ業種・規模でも、事業モデル、製品、顧客、拠点、規制、既存システム、組織能力により優先課題は変わります。上記は課題・成果物・進め方の想定例であり、実績、推奨製品、期間、効果、成功可能性を示すものではありません。

BUYER DUE DILIGENCE

発注前に、成果物と責任範囲を確認する。

事例の数だけでなく、自社の重要判断を誰がどのように支え、どの成果物と運営を残すかを具体的に確認することが、発注リスクを下げます。

初期相談・提案比較で確認できる質問例。
確認領域質問例確認する資料・説明注意する兆候
目的・範囲何を意思決定し、どこまでを対象・対象外とするか。論点、スコープ、前提、依存、Decision Calendar。作業一覧だけで、判断と利用者が不明。
方法・品質事実と仮説をどう分け、誰がレビューするか。情報源、検証方法、品質ゲート、変更・版管理。テンプレート完成が品質基準になっている。
成果物・運営誰が何のために使い、プロジェクト後にどう更新するか。成果物サンプル、責任者、会議、更新・承認条件。納品後の利用場面と責任が説明されない。
役割・責任コンサルタント、顧客、ベンダーの役割をどう分けるか。RACI、意思決定権、必要な顧客工数、エスカレーション。顧客側の判断・データ・有識者の負荷が隠れている。
効果・前提効果仮説の根拠、基準値、外部要因、実現責任は何か。Value Tree、Benefit Assumption、計測定義、定着条件。条件なしの改善率や効果保証。
FIRST CONVERSATION

機密情報を出す前に、
相談の論点と取り扱い範囲を決める。

初期対話では、完成資料や詳細データがなくても構いません。共有可能な範囲で現在起きている問題・期限・既存施策を確認し、追加情報の必要性を整理します。

  1. 01 / CONTEXT

    背景・期限

    経営課題、表面化している問題、外部期限、進行中の施策を確認。

    機密度:概要で開始可能
  2. 02 / DECISION

    決めたいこと

    経営・部門・プロジェクトで次に必要な意思決定を整理。

    未整理でも仮説化
  3. 03 / EVIDENCE

    必要な事実

    資料、データ、関係者、業務観察、制約を優先度付きで特定。

    取得方法と範囲を合意
  4. 04 / PATH

    進め方・成果物

    診断、設計、レビュー、実行支援の範囲と判断ポイントを整理。

    期待成果と責任を明確化
FAQ

公開情報とモデルケースに関するご質問

このページのモデルケースは、過去案件を匿名化したものですか。

いいえ。特定の過去案件や顧客成果物を匿名化したものではなく、公開説明用に典型論点を構造化した想定例です。実績として扱っていません。

問い合わせをすれば、非公開の顧客名や事例を教えてもらえますか。

公開・共有できる情報は、守秘義務、契約、顧客許可、機密性に従って個別に判断します。確認・許可のない顧客名や案件情報をお伝えすることはできません。

モデルケースと同じ期間・成果物で進められますか。

モデルケースは構造例であり、期間や成果を保証しません。事業・拠点・既存資産・データ可用性・意思決定体制を確認し、必要な範囲と順序を個別に設計します。

提案前に成果物の粒度を確認できますか。

このページと成果物サンプルで基本構造を確認できます。個別相談では、共有可能な資料や論点をもとに、利用者・判断・更新条件まで含む成果物イメージを整理します。

START WITH YOUR CONTEXT

モデルケースを手がかりに、自社の課題を整理する。

業種名やシステム名だけで支援範囲を決めません。現在起きていること、変えたい意思決定、期限、既存プロジェクトを伺い、確認すべき事実と必要な成果物を整理します。

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