商流・物流・金流をつなぎ、
粗利と在庫を、
先回りして管理する。
単品・得意先・仕入先別の採算、受発注、与信、輸出入、在庫、物流、リベート、為替を一つの意思決定の仕組みに統合します。EAとDAMA-DMBOKを軸に、商社・卸売業の経営管理から業務・データ・システム実装までを設計します。
- 01 / PROFIT売上ではなく粗利・運転資本から逆算
- 02 / FLOW商流・物流・金流の分断箇所をEAで可視化
- 03 / DATA商品・取引先・契約・在庫の責任を設計
OUTCOME粗利・運転資本
取引件数が増えても、
利益が残る構造をつくる。
商社・卸売業のDXは受発注の効率化だけでは完結しません。価格、契約、与信、在庫、輸送、為替、回収までを同じ採算軸で結び、例外取引を管理可能にする必要があります。
売上は見えても、真の取引採算が見えない
仕入リベート、物流費、為替、保管費、返品、値引が後から反映され、営業・商品・得意先別の貢献利益を即時に判断できない。
粗利ブリッジ/Cost-to-Serve/限界利益/価格ガードレール欠品と滞留在庫が同時に起きる
需要変動、MOQ、調達リードタイム、発注ロット、安全在庫、代替品の条件が分断し、在庫方針が担当者の経験に依存する。
在庫回転/DOS/不動在庫/ABC-XYZ/補充パラメータ受発注の例外処理が特定の担当者に集中する
電話・FAX・メール・EDI・ECが併存し、直送、分納、引当、仮単価、返品、バックオーダーの判断が属人化する。
O2C/P2P/ATP/EDI/受注自動化/例外キュー与信・為替・貿易リスクを横断的に管理できない
与信限度、債権年齢、為替予約、HSコード、原産地、輸出管理が別管理され、受注時点の判断へつながらない。
信用限度/DSO/為替エクスポージャー/Trade Compliance顧客接点と需給計画がつながらない
SFAの案件確度、契約更新、見積、POS・出荷実績が需要予測へ反映されず、営業と調達で異なる数字を見ている。
SFA・CRM/CPQ/フォーキャスト/CPFR/VMI基幹刷新がシステム更改で終わる
商品、SKU、得意先、仕入先、契約、拠点、単位、通貨の定義が揃わず、ERP・WMS・DWHを刷新しても同じ不整合が残る。
ERP/MDM/データ品質/リネージュ/セマンティック層DX投資を、4つの経営レバーで評価する。
ツール導入数ではなく、粗利、運転資本、サービス、リスクの変化で優先順位を決めます。指標は現状定義と計測可否を確認してから目標値を設定します。
粗利・取引採算
価格、仕入、リベート、為替、物流費を取引単位で接続し、利益漏出と価格改定余地を可視化します。
在庫・キャッシュ
需要特性と供給制約に応じて在庫方針を分け、欠品抑制と運転資本の圧縮を同時に管理します。
受注・供給サービス
受注から引当・出荷・請求までの例外を構造化し、回答速度と納期遵守を高めます。
信用・コンプライアンス
取引判断に与信、債権、輸出管理、契約条件を組み込み、取引拡大とリスク統制を両立します。
営業生産性
見積、契約、受注、問い合わせの定型処理を減らし、顧客提案と商談形成へ時間を戻します。
意思決定速度
経営・営業・調達・物流が同じ指標を見て、例外と打ち手を週次・日次で更新できる状態をつくります。
経営判断からデータ責任まで、追跡できる構造へ。
EAで戦略・業務・情報・アプリケーション・技術を接続し、DAMA-DMBOKを参照してデータ所有者、品質、メタデータ、ライフサイクルを設計します。
成長領域/粗利/運転資本/サービスレベル/信用・規制リスク
引合/見積/契約/受注/調達/輸出入/入出庫/請求/回収/返品
商品・SKU/得意先/仕入先/契約/価格/ロット/単位/通貨/粗利定義
ERP/SFA・CRM/CPQ/EDI・EC/貿易管理/WMS・TMS/MDM/DWH・BI
API/iPaaS/イベント連携/クラウド/ID・権限/監視/BCP
価値ドライバーから企業能力、情報、システム要件までのトレーサビリティを確保します。
商品・取引先・契約・価格・在庫を重点データとして、所有者、品質ルール、メタデータを定義します。
すべてを単純化せず、差別化する取引条件と統制すべき例外を分けて標準化します。
90日で、構想を投資判断に使える計画へ。
以下は初期構想フェーズの支援設計例です。期間・対象範囲・成果物は、事業数、拠点数、既存施策、データ可用性に応じて調整します。
経営価値と分断箇所を特定
経営課題を業務・データ・システムへ展開し、優先論点を絞ります。
- 経営・部門インタビュー
- 粗利・在庫・受注KPIツリー
- 商流・物流・金流の分断箇所マップ
- 施策・システム棚卸し
To-Beとデータ責任を設計
重点ユースケースの業務、意思決定、情報、システム境界を具体化します。
- 企業能力・業務アーキテクチャ
- 重点データと品質ルール
- アプリケーション配置・連携方針
- 価値仮説と計測方法
実行ロードマップへ変換
優先施策を依存関係、投資、体制、リスクまで含めて意思決定可能にします。
- 優先順位と段階展開計画
- 概算投資・効果・リスク
- PoC/RFP/導入方針
- PMO・データガバナンス設計
入口の課題から、必要な範囲を組み立てる。
単独テーマにも領域横断の変革プログラムにも対応します。成果物と判断ポイントを合意し、過剰な導入範囲を避けます。
取引採算・管理会計改革
粗利ブリッジ、Cost-to-Serve、価格・リベート・物流費配賦、事業・商品・顧客別の意思決定を設計。
- KPI・データ定義書
- 管理会計モデル
- 経営BI構想
SCM・在庫最適化
需要、調達、補充、引当、在庫、輸送の計画粒度と例外管理を整理。
- 在庫ポリシー
- 需給会議体
- APS/WMS/TMS要件
ERP・業務基盤刷新
Fit-to-Standard、業務標準、差別化領域、移行データ、周辺連携を構想。
- To-Be業務
- RFP・評価基準
- 移行・カットオーバー方針
SFA・CRM/受発注DX
顧客、案件、見積、契約、受注、問い合わせ、需要予測を接続。
- 営業プロセス
- CPQ・CRM要件
- 定着・活用KPI
MDM・DWH・BI
商品・取引先・契約マスタ、データ品質、リネージュ、セマンティック層を設計。
- データ責任モデル
- DWH構想
- 品質モニタリング
EA・変革PMO
複数施策の依存関係、原則、決定権、効果測定を統合管理。
- 全体アーキテクチャ
- ロードマップ
- 会議体・RACI
表現上の方針:上記は支援設計例であり、特定企業での導入実績や効果数値を示すものではありません。個社の現状、制約、データを確認した上で、適用範囲と目標を合意します。
よくあるご相談
課題がまだ「在庫が多い」「基幹が古い」という段階でも相談できますか。
可能です。初期対話では表面化している問題を、経営指標、意思決定、業務、データ、システムの観点から分解し、何を先に確認すべきかを整理します。
ERP刷新とデータ活用を別々に進めるべきですか。
実行単位は分けられますが、業務標準、マスタ、KPI、履歴粒度は共通設計が必要です。EAで依存関係を明らかにし、移行順序を決めます。
卸売、専門商社、総合商社で同じ設計になりますか。
なりません。商材特性、取引契約、在庫責任、国際取引、物流網、サービス事業の比重を確認し、企業能力と重点データを個別に設計します。
ベンダーや製品が決まっていても支援できますか。
可能です。製品選定をやり直すことが目的ではなく、経営価値、業務責任、データ、周辺連携、定着条件を補強し、導入判断の抜けを減らします。
システムを決める前に、
変える経営判断を定義する。
粗利、在庫、与信、物流、顧客接点のどこから着手すべきか。現在の検討状況を伺い、論点と進め方を整理します。
初期相談では、資料が揃っていなくても構いません。守秘義務と取り扱い範囲を確認して進めます。